労務管理システムおすすめ10選|比較表付き【2026年最新版】

比較記事

「入退社のたびに大量の書類を手書きで準備している」「年末調整の時期になると総務が残業続きになる」「社会保険の手続きミスが怖い」——そんな悩みを抱える総務・人事担当にとって、労務管理システムの導入は業務の転換点になります。

結論から言うと、労務管理システムは「①料金体系(従業員1名あたりの従量課金か、定額か)」「②電子申請(e-Gov)と法改正への自動対応」「③既存の会計・勤怠・給与システムとの連携」の3軸で選ぶと失敗しません。 30名まで無料の¥0プランがあるSmartHR、月額400円/名〜のジョブカン労務HRなど、中小企業でも導入しやすい選択肢が揃っています。

この記事では、労務管理システム10製品を各社公式サイトの情報にもとづいて比較します。料金・電子申請対応・法改正サポート・連携を軸に整理したので、自社に合う一本を選ぶ判断材料にしてください。


  1. 労務管理システムとは?基礎知識と導入すべき理由
    1. 労務管理システムの主な機能・できること
    2. 労務管理システムを導入するメリット
    3. 勤怠管理・給与計算システムとの違いと連携
  2. 労務管理システムの選び方|後悔しない5つのポイント
    1. 1料金・コスト(初期費用・月額・隠れコスト)
    2. 2電子申請(e-Gov・マイナポータル)への対応
    3. 3法改正への自動対応・アップデート体制
    4. 4既存システム(会計・勤怠・給与)との連携
    5. 5サポート体制・導入支援の充実度
  3. おすすめ労務管理システム10選|比較表
  4. 各サービス詳細レビュー
    1. SmartHR|労務管理クラウド7年連続シェアNo.1・無料から試せる安心感
    2. ジョブカン労務HR|月400円/名・シリーズ累計30万社の低コスト導入
    3. オフィスステーション 労務|128帳票対応・アラカルトで拡張できる
    4. ジンジャー人事労務|勤怠・給与・経費と統合したい企業に
    5. freee人事労務|freee会計ユーザーが労務まで一元管理するなら
    6. タレントパレット|人事戦略と労務管理を統合したい中堅〜大企業に
    7. HRBrain 労務管理|ITreview労務管理システム部門 顧客満足度No.1
    8. マネーフォワード クラウド社会保険|MFユーザーが社会保険手続きを効率化するなら
    9. カオナビ労務|タレントマネジメントと労務管理を連動させたいなら
    10. クラウドハウス労務|複雑な業務フローを持つ大手法人に
  5. 目的別おすすめまとめ
    1. コスト重視・無料から始めたいなら
    2. 既存システムと連携したいなら
    3. タレントマネジメントまで発展させたいなら
  6. よくある質問(FAQ)
    1. Q1. 労務管理システムは無料で使えますか?
    2. Q2. 労務管理システムの料金相場はどのくらいですか?
    3. Q3. 労務管理システムと勤怠管理・給与計算システムの違いは?
    4. Q4. 中小企業でも労務管理システムを導入すべきですか?
    5. Q5. 労務管理システムは法改正に自動で対応しますか?
    6. Q6. 既存の会計ソフトや勤怠システムと連携できますか?

労務管理システムとは?基礎知識と導入すべき理由

労務管理システムとは、従業員の入退社手続き・社会保険・年末調整・マイナンバー管理など「労働に関する管理業務」をデジタル化・自動化するクラウドシステムです。紙やExcelでの管理から脱却し、手続きのペーパーレス化・電子申請・担当者間のデータ共有を一元化できます。

労務管理システムの主な機能・できること

労務管理システムは、入退社・社会保険・年末調整・その他労務の4領域を1つのシステムでカバーします。担う業務範囲は次のとおりです。

入退社・雇用契約管理:

  • 入社書類のオンライン収集・確認(雇用契約書・住所・銀行口座・マイナンバーなど)
  • 退職手続き書類の自動生成(離職証明書・雇用保険喪失届など)
  • 雇用契約書の電子署名・保管

社会保険・労働保険手続き:

  • 社会保険の資格取得・喪失届の書類作成
  • 健康保険・厚生年金・雇用保険の各種変更届
  • e-Gov・マイナポータルへの電子申請(役所への持参不要)

年末調整:

  • 従業員へのアンケート形式での情報収集
  • 申告書(扶養控除等申告書・保険料控除申告書など)の自動生成
  • 電子提出対応

その他の労務管理:

  • マイナンバーの収集・安全管理
  • 給与明細・源泉徴収票の電子配付
  • 扶養変更・氏名変更などの従業員申請・承認フロー

労務管理システムを導入するメリット

労務管理システムの最大の価値は、書類作業の削減・電子申請・法改正への自動対応・マイナンバーの安全管理を同時に実現できる点にあります。

1. 書類作業の大幅削減
入退社手続きに必要な書類は10〜20種類以上に上ります。システム化により、従業員がスマホから情報を入力するだけで書類が自動生成され、担当者の手作業を大幅に削減できます。

2. 電子申請で役所への往来がゼロに
e-Gov連携に対応した労務管理システムを使えば、社会保険の各種届出を役所へ持参することなく完結できます。手続きの抜け漏れも自動チェックされるため、差し戻しリスクも軽減されます。

3. 法改正に自動対応
育児・介護休業法の改正や社会保険料率の変更など、毎年発生する法改正にシステム側が自動でアップデートするため、担当者が法改正を追いかける負担が減ります。ただし対応スピードはベンダーによって異なるため、導入前に確認が必要です。

4. マイナンバー管理のリスク低減
マイナンバーの漏洩は重大な法令違反につながります。クラウドシステムではアクセス権限管理・暗号化・ログ記録により、紙やExcelによる管理より安全に取り扱えます。

勤怠管理・給与計算システムとの違いと連携

労務管理システムは「入退社・社会保険・年末調整」を担い、勤怠管理システム(出退勤記録)・給与計算システム(給与の計算)とは役割が異なります。3つは連携させて使うのが基本です。

システム 主な役割
労務管理システム 入退社手続き・社会保険・年末調整・マイナンバー管理
勤怠管理システム 出退勤記録・残業時間・有給休暇の管理
給与計算システム 月次給与・賞与・源泉徴収税の計算

勤怠管理システムのデータが給与計算に自動連携され、給与計算の結果が社会保険手続きに反映される——といったデータの流れをシステムで統合できれば、手入力とミスを最小化できます。


労務管理システムの選び方|後悔しない5つのポイント

労務管理システムは「料金・電子申請対応・法改正対応・既存システム連携・サポート体制」の5点を確認すれば、自社に合うかどうかを判断できます。順に見ていきます。

1料金・コスト(初期費用・月額・隠れコスト)

料金は「従量課金型」「定額型」「上位プランへの段階課金型」に大別され、従業員数によって割安な体系が変わります。

  • 従量課金型:従業員1名あたり月額●円(ジョブカン労務HR:400円/名、ジンジャー:300円〜)。従業員数が少ない企業はコストを抑えやすい
  • 定額型:一定人数までは月額固定(オフィスステーション 労務:10名以下4,400円税込・一律)
  • 無料から始める型:SmartHRは30名までの情報登録が無料の¥0プランに加え、人数不問の15日間無料トライアルを用意

初期費用(オフィスステーション 労務は登録料110,000円)・カスタマイズ費用・オプション費用も含めた「総コスト」で比較してください。

2電子申請(e-Gov・マイナポータル)への対応

e-Gov連携があれば、社会保険の各種届出を役所に出向くことなくシステム上で完結できます。今回紹介する10製品はいずれもe-Gov電子申請に対応しています。

確認すべき点:

  • e-Gov連携の対応範囲(健康保険・厚生年金・雇用保険・労働保険すべてに対応しているか)
  • マイナポータル連携の有無
  • 電子申請のステータス追跡機能

3法改正への自動対応・アップデート体制

クラウド型は基本的に法改正へ自動アップデートされますが、対応スピードと通知機能の有無はベンダーによって差が出ます。近年施行・改正された主な法令は以下のとおりです。

  • 育児・介護休業法の改正(育休取得状況の公表義務など)
  • 社会保険適用拡大(短時間労働者の適用基準変更)
  • 年末調整様式の変更

法改正に対してシステムが自動でアップデートしてくれるか、また改正情報を通知してくれる機能があるかを確認してください。

4既存システム(会計・勤怠・給与)との連携

すでに使っている会計・勤怠・給与システムと同じベンダーの労務システムを選ぶと、データ連携の手間が最小化されます。導入前に連携可否を必ず確認してください。

  • freee会計ユーザー:freee人事労務が自然に連携
  • マネーフォワード クラウドユーザー:マネーフォワード クラウド社会保険が一体化
  • ジョブカン勤怠ユーザー:ジョブカン労務HRがシリーズで連動
  • カオナビ ユーザー:カオナビ労務で人材データを統合

5サポート体制・導入支援の充実度

IT専任担当者がいない中小企業ほど、導入後のサポート品質が継続利用を左右します。無料トライアルやデモの段階で、操作感とサポート対応を必ず確認してください。

確認すべきサポートポイント:

  • 電話・チャット・メールサポートの対応時間(ジョブカン労務HRはメールサポートを標準提供)
  • 初期設定・データ移行支援の有無
  • ヘルプコンテンツの充実度(マニュアル・動画・FAQ)

おすすめ労務管理システム10選|比較表

自社の従業員規模と「無料で試せるか・既存システムと連携できるか」を軸に、まず全体像を比較表で確認してください。料金は各社公式サイトの掲載情報にもとづきます。

サービス名 初期費用 月額費用(目安) 無料プラン 電子申請対応 法改正自動対応 主な連携
SmartHR なし 要問い合わせ(有料プラン) ○(¥0プラン・30名まで/15日間無料トライアルは人数不問) ○(e-Gov) ○ 各社給与・勤怠
ジョブカン労務HR なし 400円/名〜(最低2,000円) ×(30日間無料トライアルあり) ○(e-Gov) ○ ジョブカンシリーズ
オフィスステーション 労務 110,000円(税込)登録料 4,400円(税込・10名以下)/11名以上440円/名 ×(無料トライアルあり) ○(e-Gov) ○ OFシリーズ各種
ジンジャー人事労務 要問い合わせ 300円〜 ×(1ヶ月無料トライアルあり) ○ ○ jinjerシリーズ統合
freee人事労務 なし 2,000円〜(5名・年払い)+400円/名 ×(無料トライアルあり) ○(e-Gov) ○ freee会計・販売
タレントパレット 要問い合わせ 要問い合わせ ×(デモ・体験版あり) ○(e-Gov) ○ 各社HCM・勤怠給与
HRBrain 労務管理 要問い合わせ 要問い合わせ ×(無料デモあり) ○ ○ 各社勤怠・給与
MFクラウド社会保険 なし 4,480円〜(年払)/6名以上+100円/名 ×(1ヶ月無料) ○(e-Gov) ○ MFクラウドシリーズ
カオナビ労務 要問い合わせ 要問い合わせ ×(デモ・トライアルあり) ○ ○ カオナビ本体
クラウドハウス労務 要問い合わせ 要問い合わせ(個別見積り) × ○ ○ 各社基幹システム

※料金は各公式サイトの掲載情報をもとに作成(税込・税抜の別は各社表記に従う)。金額が非公開のサービスは「要問い合わせ」と記載しています。最新情報は各公式サイトでご確認ください。


各サービス詳細レビュー

SmartHR|労務管理クラウド7年連続シェアNo.1・無料から試せる安心感

SmartHRの公式サイト

出典:SmartHR公式サイト(https://smarthr.jp/)

SmartHRは、労務管理クラウド市場でシェアNo.1(デロイト トーマツ ミック経済研究所調べ)を継続する定番の人事労務ソフトで、まず無料で試したい企業から本格的な人事労務DXまで幅広く対応します。登録社数80,000社以上・利用継続率99%(2026年4月時点)という実績を持ちます。30名までの情報登録が無料の¥0プランに加え、利用人数に関係なく全機能を試せる15日間無料トライアルを用意。入退社手続き・年末調整・社会保険のe-Gov電子申請まで労務管理の基本機能を網羅し、就業規則や社内マニュアルへの質問に答えるAIアシスタント機能も搭載しています。

主な機能
入退社手続きのペーパーレス化(書類自動生成・電子署名)年末調整(アンケート→申告書自動作成)社会保険・労働保険手続きのe-Gov電子申請給与明細・源泉徴収票のオンライン配付AIアシスタント(就業規則・社内マニュアルへのQ&A対応)
💰 料金プラン
  • ¥0プラン:従業員30名までの情報登録が無料
  • 無料トライアル:利用人数に関係なく15日間(全機能)
  • 有料プラン:労務管理プラン(従業員50名以下向け)/人事・労務エッセンシャル/HRストラテジー/タレントマネジメント(月額はいずれも要問い合わせ)
✅ メリット
  • 30名まで無料の¥0プラン+人数不問の15日間トライアルでリスクなく始められる
  • 80,000社超の導入実績による信頼性・サポート品質
  • AIアシスタントなど先進機能の継続的アップデート
⚠️ デメリット・注意点
  • 有料プランの料金が非公開で、事前にコスト試算しにくい
  • 大企業向け機能が充実しており、小規模企業では使わない機能も多い
🏢 こんな企業に

まずはリスクなく試したい中小企業から、本格的に人事労務DXを推進したい大企業まで幅広く対応します。国内シェアNo.1の実績と手厚いサポートを重視する企業に向いています。


ジョブカン労務HR|月400円/名・シリーズ累計30万社の低コスト導入

ジョブカン労務HRの公式サイト

出典:ジョブカン労務HR公式サイト(https://lms.jobcan.ne.jp/)

ジョブカン労務HRは、シリーズ累計30万社突破のジョブカンブランドが提供する、月額400円/名(最低2,000円)の低コストな労務管理システムです。初期費用・サポート料金は0円で、30日間の無料トライアルで全機能を試せます。メールサポートが標準提供されるため、「コストとサポートのバランス」を重視する中小企業に向いています。

主な機能
入退社手続き・書類自動作成年末調整(従業員アンケート→申告書生成)電子申請(e-Gov連携)マイナンバー管理扶養・氏名変更などの従業員申請フロー
💰 料金プラン
  • 月額:400円/名(最低月額2,000円・税抜)
  • 初期費用:なし(サポート料金も0円)
  • 無料トライアル:30日間(全機能利用可)
✅ メリット
  • 月400円/名の低コストで導入ハードルが低い
  • 30日間トライアルで実際の使い勝手を確認できる
  • ジョブカンシリーズ累計30万社の実績とメールサポート
⚠️ デメリット・注意点
  • ジョブカン勤怠・給与以外の他社システムとの連携は要確認
  • 高度なタレントマネジメント機能は別途必要
🏢 こんな企業に

コストを抑えながら確実な労務管理を実現したい中小企業、すでにジョブカン勤怠を使っていてシリーズで統合したい企業に向いています。


オフィスステーション 労務|128帳票対応・アラカルトで拡張できる

オフィスステーション 労務の公式サイト

出典:オフィスステーション 労務公式サイト(https://www.officestation.jp/roumu/)

オフィスステーション 労務は、128帳票に対応する網羅性が強みで、労務管理クラウド6年連続シェアNo.1(デロイト トーマツ ミック経済研究所調べ)を継続する人事労務クラウドです。10名以下は月額4,400円(税込)の定額制、11名以上は1名あたり440円の従量課金。年末調整・勤怠・給与明細・有休管理などをアラカルトで後から追加できます。利用社数は55,000社超(2026年2月末時点)、継続率99.6%です。

主な機能
128帳票対応の人事労務手続き社会保険・労働保険の各種手続き入退社手続きの電子化e-Gov電子申請アラカルト追加(年末調整/給与明細/勤怠/有休管理/タレントマネジメント)
💰 料金プラン
  • 初期費用:登録料110,000円(税込)
  • 10名以下:月額4,400円(税込・一律)
  • 11名以上:従業員1名あたり440円/名の従量課金
  • 無料トライアル:あり
✅ メリット
  • 128帳票対応で複雑な手続きにも対応できる
  • 10名以下は月4,400円の定額でコスト試算が明確
  • シリーズ連携で機能を段階的に拡張できる
⚠️ デメリット・注意点
  • 登録料110,000円(税込)の初期費用が発生する
  • 11名以上になると従量課金になり、費用が変動する
🏢 こんな企業に

帳票の種類が多い複雑な労務手続きがあり、必要な機能だけ段階的に導入したい中小〜中堅企業に向いています。


ジンジャー人事労務|勤怠・給与・経費と統合したい企業に

ジンジャー人事労務の公式サイト

出典:ジンジャー人事労務公式サイト(https://hcm-jinjer.com/)

ジンジャー人事労務は、人事・勤怠・給与・経費を1つのプラットフォームで統合管理する「統合HCM(人的資本管理)」型の労務システムです。入退社手続きのペーパーレス化から書類配布・申請承認まで対応し、社会保険手続きはオプションで追加できます。月額300円〜で、1ヶ月の無料トライアルを用意しています。

主な機能
入退社手続きのペーパーレス化書類作成・配布・申請承認フロー社会保険手続き(オプション)勤怠・給与・経費との統合HCM人事データ一元管理
💰 料金プラン
  • 月額300円〜(利用する製品ごとに金額が異なる)
  • 無料トライアル:1ヶ月
  • 人事労務単体の正確な月額は、料金表のダウンロードまたは問い合わせが必要
✅ メリット
  • 人事・勤怠・給与・経費をひとつのシステムに統合できる
  • データを一元管理することでシステム間の転記・ミスを減らせる
  • 中規模以上の企業でも対応できる拡張性
⚠️ デメリット・注意点
  • 統合HCMのため、労務管理だけの単体利用にはコスパが合わない場合がある
  • 人事労務単体の料金は公開されておらず、事前見積もりが必要
🏢 こんな企業に

労務管理だけでなく、勤怠・給与・経費まで統合して人事データを一元管理したい中小〜中堅企業に向いています。


freee人事労務|freee会計ユーザーが労務まで一元管理するなら

freee人事労務の公式サイト

出典:freee人事労務公式サイト(https://www.freee.co.jp/hr/)

freee人事労務は、freee会計・freee販売との連携が強みで、給与計算から年末調整・社会保険手続きまでfreeeエコシステムで完結できるクラウド人事労務システムです。ミニマムプランは月額2,000円(5名・年払い)から始められ、全プラン5名からの利用となります。

主な機能
入退社手続き・書類管理年末調整社会保険・労働保険手続き(e-Gov連携)給与計算・勤怠管理(プランに応じて)freee会計・freee販売との自動連携
💰 料金プラン
  • ミニマム:月額2,000円(5名・年払い・税抜)+400円/名
  • スターター:月額3,000円(5名・年払い)+600円/名
  • スタンダード:月額4,000円(5名・年払い)+800円/名
  • アドバンス:月額5,500円(5名・年払い)+1,100円/名
  • 初期費用:なし(年払いで最大25%割引)
  • 無料トライアル:あり
✅ メリット
  • freeeエコシステムとのシームレスな連携で転記ミスを減らせる
  • 段階的なプラン設計で中小企業でも導入しやすい
  • 給与計算・勤怠管理まで統合できる
⚠️ デメリット・注意点
  • freee以外の会計ソフトとの連携は限定的
  • 高度な人事戦略機能(タレントマネジメント)は非対応
🏢 こんな企業に

すでにfreee会計・freeeシリーズを使っており、労務管理・給与計算まで一気通貫したい中小企業に向いています。


タレントパレット|人事戦略と労務管理を統合したい中堅〜大企業に

タレントパレットの公式サイト

出典:タレントパレット公式サイト(https://www.pa-consul.co.jp/talentpalette/)

タレントパレットは、人事管理市場シェアNo.1(ITR「ITR Market View:人材管理市場2026」ベンダー別売上金額シェア)の科学的人事プラットフォームで、労務管理を「人材データ収集の入り口」として戦略的人事に連携させる設計が特徴です。導入法人数は4,800社以上(契約社数2,126社・2026年3月末時点)。労務の基本機能に加え、人材データベース・人事評価・組織分析まで一体で扱えます。

主な機能
労務管理(入退社・電子申請・年末調整などの労務手続き)人材データベース・人事情報の一元管理人事評価・タレントマネジメントスキル・配置・育成の分析従業員アンケート・組織診断
💰 料金プラン
  • 要問い合わせ(初期費用+月額・従業員数による)
  • デモ・体験版あり
  • 具体的な金額は公式非公開のため、料金シミュレーション/問い合わせが必要
✅ メリット
  • 労務管理→人材データ収集→タレントマネジメント活用のシームレスな連携
  • 人事管理市場シェアNo.1(ITR)の実績
  • 人材データを使った科学的な人事施策に発展させやすい
⚠️ デメリット・注意点
  • 料金が非公開で、費用感の把握に問い合わせが必要
  • 主に中堅〜大企業向けのため、小規模企業にはオーバースペックな場合がある
🏢 こんな企業に

労務管理の効率化にとどまらず、人材データを活用した戦略的人事(タレントマネジメント)を実現したい中堅〜大企業に向いています。


HRBrain 労務管理|ITreview労務管理システム部門 顧客満足度No.1

HRBrain 労務管理の公式サイト

出典:HRBrain 労務管理公式サイト(https://www.hrbrain.jp/procedures)

HRBrain 労務管理は、ITreview労務管理システム部門で顧客満足度No.1(ITreviewカテゴリーレポート2024 Winter)を獲得した、労務管理・タレントマネジメント統合型のシステムです。累計導入社数は4,000社以上(2026年4月時点)。入退社手続き・電子申請・文書作成から人事評価まで一気通貫で扱えるため、「導入後に使いこなせるか不安」という企業にも選ばれています。

主な機能
入退社手続き・社員名簿文書作成・電子署名(雇用契約書など)マイナンバー管理(オンライン収集・安全管理)電子申請・Web給与明細・年末調整・源泉徴収票人事評価・タレントマネジメント統合
💰 料金プラン
  • 要問い合わせ(初期費用+月額。利用人数に応じて変動)
  • 無料デモあり
  • 具体的な金額は公式非公開
✅ メリット
  • ITreview労務管理システム部門 顧客満足度No.1の評価
  • 入退社から人事評価まで統合できる
  • 累計4,000社超の導入実績
⚠️ デメリット・注意点
  • 料金が非公開で、事前の費用試算が難しい
  • 労務管理単体での利用は機能的にオーバースペックな場合がある
🏢 こんな企業に

労務管理のペーパーレス化を進めつつ、人事評価・タレントマネジメントまで統合したい中小〜中堅企業に向いています。


マネーフォワード クラウド社会保険|MFユーザーが社会保険手続きを効率化するなら

マネーフォワード クラウド社会保険の公式サイト

出典:マネーフォワード クラウド社会保険公式サイト(https://biz.moneyforward.com/social_insurance/)

マネーフォワード クラウド社会保険は、社会保険手続きに特化したクラウドソフトで、マネーフォワード クラウドシリーズ(会計・給与・勤怠)のユーザーと最も親和性が高い点が特徴です。社会保険・労働保険の書類作成から電子申請まで対応し、役所へ出向く手間を削減します。マネーフォワード クラウドのプラン内で利用でき、初期費用は0円、1ヶ月の無料お試しが可能です。

主な機能
社会保険・労働保険手続き書類の自動作成e-Gov電子申請(役所への持参不要)マネーフォワード クラウド(会計・給与・勤怠)との自動連携帳票管理・ペーパーレス化
💰 料金プラン
  • マネーフォワード クラウドのプラン内で利用(年払い):ひとり法人2,480円/月(1名)/スモールビジネス4,480円/月(3名)/ビジネス6,480円/月(5名)
  • 6名以上:+100円/名の従量課金
  • 初期費用:0円
  • 無料お試し:1ヶ月(クレジットカード登録不要)
✅ メリット
  • マネーフォワード クラウドのプラン内で社会保険手続きを追加できる
  • 会計・給与との自動連携でデータの二重入力を減らせる
  • シンプルな操作性でIT担当者がいなくても使いやすい
⚠️ デメリット・注意点
  • 社会保険手続きに特化しており、入退社手続き全般・年末調整は別途対応が必要
  • マネーフォワード クラウドを使っていない場合は割高になりやすい
🏢 こんな企業に

マネーフォワード クラウドを使っており、社会保険手続きをシステム化してe-Gov電子申請に移行したい中小企業に向いています。


カオナビ労務|タレントマネジメントと労務管理を連動させたいなら

カオナビ労務の公式サイト

出典:カオナビ労務公式サイト(https://www.kaonavi.jp/)

カオナビ労務は、カオナビのタレントマネジメントシステムと統合できる労務管理システムです(旧名称「ロウムメイト」から2025年10月20日に「カオナビ労務」へ名称変更。機能・サービスURLの変更はなくブランドを統一)。「労務手続きで収集した人材データを、そのままタレントマネジメントに活用する」というコンセプトが特徴で、年末調整・入社手続き・給与明細配付・電子申請などをアラカルトで選べます。カオナビの利用企業数は4,500社超(2025年9月末時点)です。

主な機能
入社手続き電子化年末調整(アンケート→申告書生成)給与明細の電子配付e-Gov電子申請カオナビ本体への人材データ統合(タレントマネジメント連携)
💰 料金プラン
  • 要問い合わせ(選べる機能と人数で決まるアラカルト方式)
  • デモ・トライアルあり
  • 具体的な金額は公式非公開
✅ メリット
  • 労務手続きで収集したデータを即タレントマネジメントに活用できる
  • アラカルト方式で必要な機能だけ選べる柔軟性
  • カオナビ利用企業数4,500社超の実績
⚠️ デメリット・注意点
  • カオナビのタレントマネジメントを使っていない場合は連携メリットが薄い
  • 料金が非公開で、事前のコスト試算が難しい
🏢 こんな企業に

すでにカオナビを利用しており、労務管理も統合して人材データを戦略的に活用したい中堅〜大企業に向いています。


クラウドハウス労務|複雑な業務フローを持つ大手法人に

クラウドハウス労務の公式サイト

出典:クラウドハウス労務公式サイト(https://jp.cloud-house.com/service/workforce/)

クラウドハウス労務は、株式会社Techouseが提供する大手法人向けの労務管理システムです。600種類以上の申請をワークフロー化でき、条件分岐による動的な画面制御やカスタムバリデーションなど、企業固有の業務フロー・承認フロー・社内ルールに合わせた高度なカスタマイズに対応します。トヨタ自動車・NTTデータ・ロジスティード・大正製薬など大手企業への導入実績があり、従業員約85,000名のトヨタ自動車で176の申請業務を再現した事例もあります。

主な機能
入社手続き・契約更新・人事申請の電子化給与明細配信・年末調整・マイナンバー管理600種類以上の申請のワークフロー化条件分岐による動的な画面制御・カスタムバリデーション企業固有の業務フローに合わせた高度なカスタマイズ
💰 料金プラン
  • 要問い合わせ(導入スコープ・従業員数・要件に応じた個別見積り)
  • 具体的な金額は公式非公開
✅ メリット
  • 業務フローや社内ルールに合わせた高度なカスタマイズが可能
  • 複数拠点・複数雇用形態など複雑な人事規程にも対応
  • トヨタ自動車・NTTデータなど大手企業の導入実績
⚠️ デメリット・注意点
  • 中小企業にはオーバースペックで費用対効果が合わない場合がある
  • 料金非公開で、見積もりまでに時間がかかる
🏢 こんな企業に

複数拠点・複雑な承認フロー・独自の人事規程があり、汎用システムでは対応しきれない大手法人に向いています。


目的別おすすめまとめ

自社の状況・優先事項に合わせて選ぶなら、「無料で始めたいならSmartHR/ジョブカン、既存システムと揃えるなら同一ベンダー、人事戦略まで広げるならタレントパレット/HRBrain/カオナビ」が基本方針になります。

コスト重視・無料から始めたいなら

SmartHR(30名まで無料の¥0プラン+人数不問の15日間トライアル) または ジョブカン労務HR(月400円/名〜・30日間無料トライアル) から始めるのがおすすめです。どちらも初期費用不要で、実際の使い勝手を確認してから本格導入できます。

すでにマネーフォワード クラウドを使っているなら、マネーフォワード クラウド社会保険 をプラン内で追加して社会保険手続きを電子化するのが効率的です。

既存システムと連携したいなら

  • freeeシリーズユーザー:freee人事労務(会計・販売まで一体連携)
  • マネーフォワード クラウドユーザー:マネーフォワード クラウド社会保険
  • ジョブカン勤怠ユーザー:ジョブカン労務HR(シリーズ統合)
  • jinjerシリーズで統合HCM化したい:ジンジャー人事労務

タレントマネジメントまで発展させたいなら

  • カオナビユーザー:カオナビ労務(データ統合)
  • 人事戦略・科学的人事を推進したい中堅〜大企業:タレントパレット
  • 人事評価・タレントマネジメントとの統合:HRBrain 労務管理

よくある質問(FAQ)

Q1. 労務管理システムは無料で使えますか?

一部のサービスは無料で使い始められます。SmartHRは30名までの情報登録が無料の¥0プランを用意しており、人数不問の15日間無料トライアルもあります。ジョブカン労務HRは30日間、ジンジャー人事労務やマネーフォワード クラウド社会保険は1ヶ月の無料トライアルを提供しています(いずれも2026年9月時点)。まず無料枠やトライアルで操作感を確認するのがおすすめです。

Q2. 労務管理システムの料金相場はどのくらいですか?

従量課金型は従業員1名あたり月額300〜400円台が目安です(ジョブカン労務HR400円/名、ジンジャー300円〜、freeeミニマム+400円/名など)。定額型のオフィスステーション 労務は10名以下で月額4,400円(税込)。大手法人向けやタレントマネジメント統合型(タレントパレット・HRBrain・カオナビ労務・クラウドハウス労務)は料金非公開で、要問い合わせです。初期費用の有無(オフィスステーション 労務は登録料110,000円)も含めて比較してください。

Q3. 労務管理システムと勤怠管理・給与計算システムの違いは?

労務管理システムは入退社手続き・社会保険・年末調整・マイナンバー管理を担い、勤怠管理システムは出退勤や残業・有給の記録、給与計算システムは月次給与や賞与の計算を担います。役割が異なるため、3つを連携させて使うのが基本です。SmartHRやジョブカン、freee、マネーフォワードなどは同一ベンダー内で勤怠・給与とつなげられます。

Q4. 中小企業でも労務管理システムを導入すべきですか?

IT専任者がいない中小企業ほど効果が大きく、導入する価値があります。入退社書類の自動生成やe-Gov電子申請により、担当者の手作業と役所への往来を削減できるためです。30名まで無料のSmartHRや月400円/名のジョブカン労務HRなど、小規模でもコストを抑えて始められる選択肢があります。

Q5. 労務管理システムは法改正に自動で対応しますか?

クラウド型は基本的に法改正へ自動アップデートされます。ただし対応スピードや改正情報の通知機能の有無はベンダーによって差があります。育児・介護休業法の改正や社会保険適用拡大、年末調整様式の変更など毎年の改正に確実に追従できるか、導入前にアップデート体制を確認してください。

Q6. 既存の会計ソフトや勤怠システムと連携できますか?

同一ベンダーのシリーズを選ぶと連携がスムーズです。freee会計ユーザーはfreee人事労務、マネーフォワード クラウドユーザーはマネーフォワード クラウド社会保険、ジョブカン勤怠ユーザーはジョブカン労務HRが自然に連動します。他社システムとの連携はAPI/CSVの対応可否をベンダーに確認してください。