人事管理システムおすすめ10選|比較表付き【2026年最新版】HCMの選び方と料金を解説

比較記事

「入社・退社のたびに膨大な書類対応が発生する」「従業員情報がExcelや紙で分散していて把握できない」「人事評価や育成施策に活かせるデータがない」——こうした課題を抱える人事・労務担当者にとって、人事管理システムの導入は業務改革の第一歩です。本記事では2026年9月時点の公式情報をもとに、おすすめの人事管理システム(HCM)10選を料金・機能・対象規模で比較します。

結論として、人事管理システムは次の3軸で選べば大きく外しません。①解決したい課題(労務手続きの効率化/人材情報の一元化/タレントマネジメント)、②料金体系(無料〜ユーザー課金/固定額/要見積もり)、③既存の給与・勤怠・会計ツールとの連携。 この3軸に当てはめると、労務手続きの効率化ならSmartHR・freee人事労務・オフィスステーション、人材データの一元管理ならマネーフォワード クラウド人事管理・ヒトマワリ、人事評価・育成まで含むタレントマネジメントならカオナビ・HRBrainが有力候補です。まず無料で試すなら、30名まで無料のSmartHR、5名まで無料のジョブカン労務HRから着手するのが手堅い選択です。

  1. 人事管理システム(HCM)とは?基礎知識と3つのタイプ
    1. 人事管理システムの定義と主な機能
    2. 労務手続き型・人事情報統合型・タレントマネジメント型の違い
    3. 人事管理システムと労務管理システムの違い
  2. 人事管理システムの選び方|失敗しない5つのポイント
    1. ポイント①:まず「何を解決したいか」で絞る
    2. ポイント②:料金体系(固定額 vs ユーザー課金)
    3. ポイント③:給与・勤怠・会計との連携可否
    4. ポイント④:電子申請・法改正への自動対応
    5. ポイント⑤:導入支援・サポート体制
  3. おすすめ人事管理システム10選|比較表
  4. 各サービス詳細レビュー
    1. ① SmartHR|登録70,000社・30名まで無料で始められる労務管理クラウド
    2. ② freee人事労務|会計から人事まで一気通貫のfreeeエコシステム
    3. ③ マネーフォワード クラウド人事管理|マネーフォワードシリーズと完全連携
    4. ④ ジョブカン労務HR|5名まで無料で始められる入門向け
    5. ⑤ カオナビ|タレントマネジメントシェアNo.1で戦略人事を支える
    6. ⑥ オフィスステーション|労務手続きペーパーレス化のシェアNo.1
    7. ⑦ ヒトマワリ|人材DBと組織可視化に特化した戦略人事システム
    8. ⑧ HRBrain|モジュール選択式で人事課題に合わせて組み合わせ自在
    9. ⑨ One人事|労務〜タレントマネジメントをワンストップで
    10. ⑩ 総務人事奉行クラウド|法改正対応・老舗OBCの信頼ブランド
  5. 目的・規模別おすすめまとめ
    1. まず労務手続きを効率化したい:SmartHR・freee・オフィスステーション
    2. 人材情報を一元管理・可視化したい:マネーフォワード・ヒトマワリ・ジョブカン
    3. タレントマネジメント・人事評価まで対応したい:カオナビ・HRBrain・One人事
    4. OBCシリーズ利用中・法改正対応を重視:総務人事奉行クラウド
  6. まとめ|人事管理システム選びの3ステップ
  7. よくある質問(FAQ)
    1. Q1. 人事管理システムは無料で使えますか?
    2. Q2. 人事管理システムと労務管理システムの違いは何ですか?
    3. Q3. 料金の相場はどのくらいですか?
    4. Q4. 従業員10名以下の小規模企業におすすめはどれですか?
    5. Q5. 給与計算や勤怠管理とも連携できますか?
    6. Q6. 無料トライアルはどのくらいの期間試せますか?

人事管理システム(HCM)とは?基礎知識と3つのタイプ

人事管理システム(HCM:Human Capital Management)とは、従業員の採用から退職まで、人材に関するあらゆる情報・業務をクラウド上で一元管理するITシステムです。従来は紙やExcel、複数のシステムに分散していた人事データを統合し、業務効率化と戦略的な人材活用を可能にします。

人事管理システムの定義と主な機能

人事管理システムが備える代表的な機能は以下のとおりです。

  • 従業員情報管理:氏名・住所・学歴・職歴・資格・家族情報などを一元管理
  • 入退社・異動手続き:入社書類の電子収集、雇用保険・社会保険の電子申請、退職手続き
  • 組織管理:部署・役職・権限の管理、組織図の自動生成
  • 評価・タレントマネジメント:人事評価フロー、スキルマップ、1on1管理
  • 給与・勤怠連携:給与計算・勤怠管理システムとのデータ連携
  • 電子申請:e-Gov等を通じた社会保険・労働保険の電子申請

労務手続き型・人事情報統合型・タレントマネジメント型の違い

人事管理システムは、強みと対象業務によって大きく3タイプに分類できます。

① 労務手続き効率化型(SmartHR・freee・オフィスステーション等)
入退社手続き・年末調整・社会保険申請などの労務業務のペーパーレス化に特化。書類のやり取りをなくし、担当者の作業工数を大幅に削減します。

② 人事情報統合・データ管理型(マネーフォワード・ジョブカン・ヒトマワリ等)
従業員情報の一元管理と、給与・勤怠・会計システムとのシームレスなデータ連携が強み。情報の分散を解消し、経営判断に活かせる人事データ基盤を構築します。

③ タレントマネジメント型(カオナビ・HRBrain・One人事等)
人材の採用・育成・評価・配置・離職防止まで戦略的な人材活用を支援。スキルマップ・サーベイ・1on1管理など、人事部門を「コスト部門」から「戦略部門」へ転換させる機能を持ちます。

人事管理システムと労務管理システムの違い

「人事管理システム」と「労務管理システム」はよく混同されますが、カバーする範囲が異なります。

  • 労務管理システム:給与計算・社会保険・勤怠管理など、法令遵守のための業務効率化が中心
  • 人事管理システム(HCM):労務機能に加え、採用・評価・育成・タレントマネジメントまでカバーする上位概念

最近はHCMと労務管理が一体化したサービスが増えており、「人事管理システム」として案内されているものの多くは労務機能も含んでいます。


人事管理システムの選び方|失敗しない5つのポイント

数多くのサービスから最適なものを選ぶには、以下の5つのポイントで絞り込んでください。

ポイント①:まず「何を解決したいか」で絞る

人事管理システムは機能が多岐にわたるため、「今すぐ解決したい課題」を1〜2つに絞ることが重要です。

  • 入退社手続きの煩雑さを解消したい → 労務手続き効率化型(SmartHR・freee・オフィスステーション)
  • 従業員データを一元化してデータ活用したい → 人事情報統合型(マネーフォワード・ジョブカン・ヒトマワリ)
  • 人事評価・育成・配置の高度化をしたい → タレントマネジメント型(カオナビ・HRBrain)

将来的な機能拡張を見込んで「すべてできるシステム」を選びがちですが、初期フェーズで使いこなせなければ投資効果が出ません。まず優先課題を解決するシステムを選び、段階的に機能を広げていくアプローチが失敗しにくい方法です。

ポイント②:料金体系(固定額 vs ユーザー課金)

人事管理システムの料金体系は大きく2パターンです。

  1. ユーザー課金型(月額数百円/人):人数が少ないうちは安価。従業員数が増えると比例してコストが上がる。
  2. 固定額型(月額数万円〜):人数によらず一定額。規模が大きくなるほど割安になる場合がある。

無料プランがある SmartHR(30名まで)・ジョブカン労務HR(5名まで)は、小規模事業者のスモールスタートに最適です。一方、カオナビ・HRBrain・One人事は要見積もりのため、事前に複数社から見積もりを取って比較することをおすすめします。

ポイント③:給与・勤怠・会計との連携可否

人事管理システムは単独で使うより、給与計算・勤怠管理・会計ソフトとつながることで真の価値を発揮します。

  • freeeユーザー → freee人事労務でfreeeシリーズを統合
  • マネーフォワードユーザー → マネーフォワード クラウド人事管理でシリーズ連携
  • OBCシリーズユーザー → 総務人事奉行クラウドで給与奉行と連携
  • システムを問わず幅広く連携したい → SmartHR(多数の外部サービスと連携)

既存システムとの連携コストや移行工数も考慮して選びましょう。

ポイント④:電子申請・法改正への自動対応

2022年以降、社会保険や労働保険の電子申請が実質的に義務化(特定の事業所)されています。また、毎年の法改正(最低賃金改定・育休法改正等)への対応コストも軽視できません。

電子申請に対応し、法改正時にシステムが自動更新されるサービスを選ぶことで、コンプライアンスリスクを低減できます。OBC(奉行クラウド)は法改正自動対応で特に評価されています。

ポイント⑤:導入支援・サポート体制

人事データのマスタ設計や権限設定は、後から変更が難しい場合があります。初期設定のサポートが手厚いか、マニュアルが充実しているか、チャット・電話での問い合わせに対応しているかを事前に確認しましょう。

特にSmartHR・freee・マネーフォワードはサポートドキュメントが豊富で、ITが得意でない担当者でも導入しやすい設計になっています。


おすすめ人事管理システム10選|比較表

※下記の料金・プラン情報は2026年9月時点の各社公式サイト情報に基づきます。料金は改定される場合があるため、契約前に必ず各サービスの公式サイトで最新情報をご確認ください。

サービス名 月額料金 無料プラン タイプ 対象規模 特徴
SmartHR ¥0〜(有料は要見積もり) あり(30名まで) 労務手続き型 小〜大企業 70,000社・7年連続シェアNo.1
freee人事労務 2,600円〜(5名・税抜) 1ヶ月無料 労務+給与計算 中小企業 freeeシリーズ一気通貫
マネーフォワード人事管理 6,480円〜(10名・税抜) 30日間無料 人事情報統合型 中小〜中堅 MFクラウドシリーズ連携
ジョブカン労務HR 有料プランあり(要確認) あり(5名まで) 労務手続き型 小〜中規模 5名まで無料で始められる
カオナビ 要問い合わせ 無料トライアルあり タレントマネジメント型 中堅〜大企業 TMシェアNo.1・4,000社超
オフィスステーション 440円/名(労務・税込) 無料トライアルあり 労務手続き型 中小〜中堅 労務出荷社数6年連続No.1
ヒトマワリ 20,000円〜(税抜) なし 人事情報統合型 中小〜中堅 人材DB・BI分析に強み
HRBrain 要見積もり 無料トライアルあり タレントマネジメント型 中堅〜大企業 モジュール選択式・柔軟
One人事 要見積もり 無料トライアルあり 統合HCM型 中小〜中堅 機能満足度No.1・ワンストップ
総務人事奉行クラウド 7,000円〜(20名まで) 無料トライアルあり 人事情報統合型 中小〜中堅 OBC老舗ブランド・法改正対応

各サービス詳細レビュー

① SmartHR|登録70,000社・30名まで無料で始められる労務管理クラウド

SmartHRの公式サイト

出典:SmartHR公式サイト(https://smarthr.jp/)

SmartHRは、株式会社SmartHRが提供する労務管理クラウドです。登録社数は70,000社を突破し(2025年時点・公式リリース)、労務管理クラウドで7年連続シェアNo.1(デロイト トーマツ ミック経済研究所調べ)を獲得しています。30名までの従業員情報を登録できる¥0プラン(無料)があり、小規模事業者でも気軽に始められる点が支持されています。

主な機能
従業員情報の一元管理・収集(入社書類のWeb化)労務手続きペーパーレス化(社会保険・雇用保険の電子申請)タレントマネジメント機能(有料プラン)外部サービス・システムとの豊富な連携年末調整オンライン対応
💰 料金プラン
  • ¥0プラン:30名までの従業員情報を登録できる小規模事業者向け(無料)
  • 有料プラン:人事・労務エッセンシャルプラン / タレントマネジメントプラン / HRストラテジープラン(いずれも要見積もり・公式サイト上は非公開)
  • 15日間無料トライアルあり(クレジットカード登録不要)
✅ メリット
  • 30名までなら¥0プランを無料で使えるため、スモールスタートに最適
  • 豊富な外部連携により、給与・勤怠・採用・会計ツールと接続しやすい
  • ISO27001・ISO27017・Pマーク取得でセキュリティ対応も手厚い
⚠️ デメリット・注意点
  • 有料プランの月額料金が非公開のため、事前のコスト比較がしにくい
  • タレントマネジメント機能は有料プランのみ利用可能
🏢 こんな企業に

入退社手続き・年末調整のペーパーレス化から始めたい企業、特に30名以下でまず無料で試したい小規模事業者に最適です。


② freee人事労務|会計から人事まで一気通貫のfreeeエコシステム

freee人事労務の公式サイト

出典:freee人事労務公式サイト(https://www.freee.co.jp/hr/)

freee人事労務は、freee株式会社が提供するクラウド人事労務ソフトです。給与計算・勤怠管理・労務手続きを一体化し、freee会計・freee経費精算とのシームレスな連携が最大の強みです。freeeシリーズを使っている企業は、人事労務もfreeeに統合することで業務のサイロを解消できます。

主な機能
給与計算・賞与計算・年末調整入退社手続き(書類電子化・電子申請)マイナンバー管理勤怠管理連携(freee勤怠)freee会計・freee経費精算との連携
💰 料金プラン
  • (いずれも月払い・税抜・5名分。年払いで最大25%割引)
  • ミニマム:月額2,600円、6名以降+400円/名
  • スターター:月額3,900円、6名以降+600円/名
  • スタンダード:月額5,200円、6名以降+800円/名
  • アドバンス:月額7,150円、6名以降+1,100円/名
  • 30日間無料お試しあり(登録後に自動開始・一部機能制限あり)
✅ メリット
  • freee会計を使っている企業は同一エコシステムで人事・労務・経費・会計をすべて統合できる
  • プランが段階的で、機能の必要性に応じてアップグレードしやすい
  • 豊富なヘルプドキュメントとサポートで導入ハードルが低い
⚠️ デメリット・注意点
  • 5名分が最小単位となるため、4名以下の企業でも5名分の料金が発生する
  • freeeシリーズ以外の既存システムとの連携は対応状況を要確認
🏢 こんな企業に

freee会計・freee経費精算をすでに使っている企業、または会計から人事まですべてをfreeeで統一したい中小企業に最適です。


③ マネーフォワード クラウド人事管理|マネーフォワードシリーズと完全連携

マネーフォワード クラウド人事管理の公式サイト

出典:マネーフォワード クラウド人事管理公式サイト(https://biz.moneyforward.com/hr/)

マネーフォワード クラウド人事管理は、株式会社マネーフォワードが提供するクラウド人事管理ツールです。従業員情報の収集・管理・連携を一元化し、入退社・異動・組織改編などの手続きをWeb上で完結させます。マネーフォワード クラウド給与・勤怠・経費・会計との連携が最大の特徴です。

主な機能
従業員情報管理・組織管理入退社手続き・異動・組織改編のデジタル化マネーフォワード クラウド給与・勤怠・経費・会計との連携電子申請対応人事情報変更の自動反映(氏名変更・住所変更等)
💰 料金プラン
  • (いずれも年払い・税抜。人事管理は全プランに含まれる)
  • ひとり法人プラン:月額2,480円(1名)
  • スモールビジネスプラン:月額4,480円(3名まで)
  • ビジネスプラン:月額6,480円(人事管理は10名まで)、11名以上+600円/名
  • 月払いはそれぞれ3,980円 / 5,980円 / 7,980円。1ヶ月無料トライアルあり
✅ メリット
  • マネーフォワードシリーズを使っている企業はデータ連携がほぼ自動化される
  • 入社時の情報提出から退職手続きまで、従業員が自身でWeb入力するため人事担当者の工数が大幅削減
  • 導入法人事業者数10万社を突破(2022年時点・公式リリース)したマネーフォワード クラウドのノウハウが反映されている
⚠️ デメリット・注意点
  • マネーフォワードシリーズ以外との連携は対応状況を要確認
  • ビジネスプランは10名超で従量課金となるため、従業員数が多いとコストが増加する
🏢 こんな企業に

マネーフォワード クラウド給与・会計を使っている企業、またはマネーフォワードエコシステムで一元管理したい中小〜中堅企業に最適です。


④ ジョブカン労務HR|5名まで無料で始められる入門向け

ジョブカン労務HRの公式サイト

出典:ジョブカン労務HR公式サイト(https://lms.jobcan.ne.jp/)

ジョブカン労務HRは、株式会社DONUTSが提供するクラウド労務管理システムです。5名まで無料で使える点が最大の特徴で、ジョブカン勤怠管理・給与計算とシームレスに連携できます。シンプルな操作性でITに不慣れな担当者でも導入しやすいサービスです。

主な機能
従業員情報管理・入退社手続き社会保険・雇用保険の電子申請マイナンバー管理各種書類のWeb収集・電子化ジョブカン勤怠・給与との連携
💰 料金プラン
  • 5名まで:無料
  • 初期費用:0円
  • 有料プランは1ユーザー月額制。単価・月額最低利用料金・無料トライアル期間は、公式の料金ページとコストシミュレーターで最新の金額をご確認ください(本記事作成時点では公式ページから金額を直接取得できませんでした)
✅ メリット
  • 5名まで無料で入退社手続きから電子申請まで利用できる
  • ジョブカンシリーズとの連携で勤怠・給与・労務をまとめて管理できる
  • 初期費用0円でスモールスタートしやすい
⚠️ デメリット・注意点
  • 労務手続きが中心で、高度なタレントマネジメントは専用ツールに一日の長がある
  • 従業員数が増えるほどユーザー課金が積み上がるため、スケール時のコストは事前に試算したい
🏢 こんな企業に

5名以下でまず無料から始めたい個人事業主・スタートアップ、ジョブカン勤怠と一緒に労務管理もデジタル化したい中小企業に最適です。


⑤ カオナビ|タレントマネジメントシェアNo.1で戦略人事を支える

カオナビの公式サイト

出典:カオナビ公式サイト(https://www.kaonavi.jp/)

カオナビは、株式会社カオナビが提供するタレントマネジメントシステムです。タレントマネジメントシステム市場シェアNo.1(同社公表)を掲げ、利用企業数は4,000社を突破(2025年2月時点・公式リリース)しています。社員の個性・スキル・評価データを可視化し、戦略的な人材配置を実現します。

主な機能
人材データベース(スキル・資格・経歴等)人事評価・1on1管理サーベイ・エンゲージメント測定組織分析・人材配置シミュレーション人材育成・研修管理
💰 料金プラン
  • 要問い合わせ(利用機能と人数を組み合わせたカスタム見積もり方式)
  • 無料トライアル・デモあり(期間は非公開)
  • ※月額料金は公式サイト上に非公開。旧プラン(データベース/パフォーマンス等)は新規契約を終了
✅ メリット
  • タレントマネジメント機能の網羅性・使いやすさに定評がある
  • 4,000社超の導入実績による豊富なカスタマーサクセス事例
  • ISO27001・Pマーク取得でセキュリティ面も安心
⚠️ デメリット・注意点
  • 料金が非公開で、比較検討に見積もり依頼が必要
  • 労務手続き機能は他社(SmartHR等)と連携を前提とするケースが多い
🏢 こんな企業に

人材の採用・育成・評価・配置を戦略的に管理したい中堅〜大企業、特に人事部門を「攻め」に転換したい組織に最適です。


⑥ オフィスステーション|労務手続きペーパーレス化のシェアNo.1

オフィスステーションの公式サイト

出典:オフィスステーション公式サイト(https://www.officestation.jp/)

オフィスステーションは、株式会社エフアンドエムが提供するアラカルト(モジュール選択)型の人事労務クラウドソフトです。労務管理クラウド出荷社数で6年連続シェアNo.1(デロイト トーマツ ミック経済研究所調べ)を獲得し、利用社数は55,000社を突破(2026年2月末・継続率99.6%)しています。労務・年末調整・給与明細・勤怠・マイナンバー管理などを必要な機能だけ組み合わせて利用できます。

主な機能
労務手続きのペーパーレス化(入退社・社会保険・雇用保険)年末調整オンライン対応給与明細Web配信勤怠管理タレントマネジメント(モジュール追加)
💰 料金プラン
  • 労務:月額440円/名(税込)、10名以下は一律月額4,400円(税込)
  • タレントマネジメント:月額550円/名(税込)、勤怠:330円/名(税込)
  • 登録料:110,000円(税込)※初回契約時のみ
  • 無料トライアルあり
✅ メリット
  • モジュール式のため必要な機能だけを選んで導入でき、初期コストを最適化できる
  • 社労士向けのPro版も展開しており、士業事務所から中小企業まで幅広く対応
  • 豊富な年末調整・手続き対応で手続き業務の担当者工数を大幅削減
⚠️ デメリット・注意点
  • 初回契約時に登録料110,000円が必要で、初期コストがかかる
  • タレントマネジメント機能はモジュール追加が必要
🏢 こんな企業に

労務手続きのペーパーレス化・電子申請対応を優先したい中小〜中堅企業、また顧問社労士がオフィスステーションを使っている企業に最適です。


⑦ ヒトマワリ|人材DBと組織可視化に特化した戦略人事システム

ヒトマワリの公式サイト

出典:ヒトマワリ公式サイト(https://www.hitomawari.jp/)

ヒトマワリは、株式会社Touch&Linksが提供するクラウド型人事管理システムです。従業員の人材情報を一元管理し、組織図・スキルマップ・人材配置シミュレーションなどで戦略人事の情報基盤を構築することに特化しています。シンプルな画面設計で操作しやすく、大手から中小・ベンチャーまで幅広い企業に導入されています。

主な機能
人材データベース(スキル・資格・経歴等)組織図・スキルマップの可視化採用管理連携BI分析・人材配置シミュレーション(スタンダードプラン)評価ワークフロー
💰 料金プラン
  • スタートプラン:月額20,000円〜(税抜)
  • スタンダードプラン:月額60,000円〜(税抜)
  • 初期費用:0円
  • ※無料トライアルの有無は公式に明示なし。詳細料金・最新情報は公式サイトでご確認ください
✅ メリット
  • 初期費用0円で人材DBと組織可視化ツールとして導入できる
  • タレントマネジメント特化型より安価に、人材情報の一元管理を実現できる
  • 幅広い導入実績で中小〜中堅企業のニーズに合ったUIが整っている
⚠️ デメリット・注意点
  • 労務手続き機能は持たないため、入退社手続きなどは別システムとの併用が必要
  • 無料トライアルが公式サイトに明示されておらず、まず問い合わせが必要
🏢 こんな企業に

人材情報の一元管理・組織可視化から戦略人事をスタートさせたい中小〜中堅企業、特に人材配置や育成計画を強化したい人事部門に向いています。


⑧ HRBrain|モジュール選択式で人事課題に合わせて組み合わせ自在

HRBrainの公式サイト

出典:HRBrain公式サイト(https://www.hrbrain.jp/)

HRBrainは、株式会社HRBrainが提供するモジュール型のHRMプラットフォームです。タレントマネジメント・人事評価・労務管理・サーベイなど複数のモジュールを自社の課題に応じて組み合わせられる柔軟性が最大の特徴です。中堅〜大企業を中心に幅広く導入されています。

主な機能
タレントマネジメント(スキルマップ・人材配置)人事評価・1on1管理労務管理(電子申請対応)サーベイ・エンゲージメント測定スキル管理・人材育成
💰 料金プラン
  • 要見積もり(モジュール選択式・ユーザー数課金)
  • 無料トライアルあり(FAQに記載、詳細は要問い合わせ)
  • ※月額料金は公式サイト上に非公開。詳細は「無料見積もりを依頼する」から確認
✅ メリット
  • 必要な機能モジュールだけ選んで導入できるため、初期投資を最適化しやすい
  • タレントマネジメント〜労務管理まで一気通貫で対応でき、将来の機能拡張もしやすい
  • ISO27001取得でセキュリティ対応も安心
⚠️ デメリット・注意点
  • 料金が完全非公開のため、比較検討に時間がかかる
  • 機能の組み合わせが多いため、導入前に要件定義・スコープ決めが重要
🏢 こんな企業に

人事課題が明確で、必要な機能を選んで段階的に導入したい中堅〜大企業、または将来的にHRM全体を一元化したい企業に最適です。


⑨ One人事|労務〜タレントマネジメントをワンストップで

One人事の公式サイト

出典:One人事公式サイト(https://onehr.jp/)

One人事は、One人事株式会社が提供する統合型HRクラウドシステムです。労務管理・勤怠管理・給与計算・人事評価・タレントマネジメントまでを「ワンストップ」で提供し、機能満足度No.1(ITreview Grid Award)を掲げています。シリーズ累計1,000社以上の導入実績があります。

主な機能
労務管理・電子申請勤怠管理給与計算・年末調整人事評価・1on1管理タレントマネジメント・人材育成・配置・離職防止
💰 料金プラン
  • 要見積もり(月額はアカウント数によって変動)
  • 初期費用・導入支援費用あり
  • 30日間無料トライアルあり(全製品・機能制限なし)
  • ※月額料金は公式サイト上に非公開
✅ メリット
  • 労務から人事評価・タレントマネジメントまで1システムで完結し、複数システム管理のコスト・手間が不要
  • 機能満足度No.1(ITreview Grid Award)の高いUI品質と使いやすさ
  • 段階的な機能追加ができるため、スモールスタートから拡張しやすい
⚠️ デメリット・注意点
  • 料金非公開のため、見積もりを取るまでコスト感が掴みにくい
  • すべてをOne人事に移行する場合、既存データのマイグレーションコストがかかる場合がある
🏢 こんな企業に

複数のHRシステムをまとめて一本化したい中小〜中堅企業、または労務から人事評価まで統合管理したい企業に最適です。


⑩ 総務人事奉行クラウド|法改正対応・老舗OBCの信頼ブランド

総務人事奉行クラウドの公式サイト

出典:総務人事奉行クラウド公式サイト(https://www.obc.co.jp/bugyo-cloud/jinji)

総務人事奉行クラウドは、株式会社オービックビジネスコンサルタント(OBC)が提供する人事管理クラウドシステムです。奉行シリーズは長年の実績を持つ老舗ブランドで、法改正への自動対応を強みとしています。特に給与奉行クラウドと組み合わせることで、人事〜給与の連携が実現します。

主な機能
人事情報管理・組織管理人事履歴・異動管理給与奉行クラウドとの連携法改正自動対応ワークフロー・電子申請対応
💰 料金プラン
  • (従業員規模別・税抜)
  • iEシステム:月額7,000円/年額84,000円、初期費用0円、20名まで
  • iAシステム:月額11,000円/年額132,000円、初期費用50,000円、50名まで
  • iBシステム:月額19,000円/年額228,000円、初期費用60,000円、100名まで
  • iSシステム:月額26,000円/年額312,000円、初期費用70,000円、300名まで
  • 30日間無料でお試し可能
✅ メリット
  • 長年の老舗ブランドで法改正対応が安定しており、コンプライアンスリスクが低い
  • 給与奉行クラウドとのシームレスな連携で、給与計算との一体運用が可能
  • ISO27001・Pマーク取得で信頼性が高い
⚠️ デメリット・注意点
  • 奉行シリーズを使っていない企業には、他シリーズとの連携メリットが限定的
  • タレントマネジメント機能は他の専用ツールと比べて限定的
🏢 こんな企業に

給与奉行クラウド等OBCシリーズを既に使っている企業、または法改正対応の確実性を最重視する中小〜中堅企業に最適です。


目的・規模別おすすめまとめ

10サービスを目的・規模別に整理します。自社のフェーズや優先課題に近いカテゴリから選んでください。

まず労務手続きを効率化したい:SmartHR・freee・オフィスステーション

入退社手続き・年末調整・電子申請をペーパーレス化することで、人事担当者の作業工数を最も早く削減できます。

  • SmartHR:30名まで無料。豊富な外部連携で拡張性が高い。
  • freee人事労務:freeeシリーズ利用中なら一気通貫。給与計算も含めて統合したい中小企業向け。
  • オフィスステーション:士業事務所との連携が強い。労務手続きのモジュールだけ選んで導入できる。

人材情報を一元管理・可視化したい:マネーフォワード・ヒトマワリ・ジョブカン

従業員データの分散を解消し、人事データ基盤を構築したい場合はこの3つが候補です。

  • マネーフォワード クラウド人事管理:MFシリーズで給与・経費まで一元化。情報流通のサイロを解消。
  • ヒトマワリ:人材DB・スキルマップ・組織可視化に特化。戦略人事の情報基盤に。
  • ジョブカン労務HR:5名まで無料。ジョブカンシリーズで勤怠・給与とまとめて一元化。

タレントマネジメント・人事評価まで対応したい:カオナビ・HRBrain・One人事

人材の採用・育成・評価・配置を戦略的に行いたい場合は、タレントマネジメント機能が充実したサービスを選びましょう。

  • カオナビ:タレントマネジメントシェアNo.1。スキルマップ・サーベイ・評価が揃う。
  • HRBrain:モジュール選択で必要な機能から段階導入が可能。将来の拡張性が高い。
  • One人事:労務から人事評価まで1システムで完結。複数ツール管理の煩雑さを解消。

OBCシリーズ利用中・法改正対応を重視:総務人事奉行クラウド

給与奉行クラウド等のOBCシリーズを既に使っている企業には、同シリーズの連携が最も合理的です。法改正への安定した自動対応も魅力です。


まとめ|人事管理システム選びの3ステップ

人事管理システムの導入を成功させるには、以下の3ステップで進めることをおすすめします。

ステップ1:「今すぐ解決したい課題」を1つ決める
労務手続きのペーパーレス化・人材データの一元管理・タレントマネジメントの高度化、どれを最初に解決したいかで候補が絞られます。

ステップ2:無料プラン・無料トライアルで実際に操作する
SmartHR(¥0プラン)・ジョブカン(5名無料)・freee・マネーフォワードは無料で試せます。実際の画面・操作感を人事担当者が確認してから意思決定しましょう。

ステップ3:連携する周辺システムとのデータ流通を確認する
給与計算・勤怠管理・会計システムとのデータ連携が自動化されるかを必ず事前確認しましょう。特に既存システムを継続使用する場合は、APIや連携機能の範囲を確認してください。


よくある質問(FAQ)

Q1. 人事管理システムは無料で使えますか?

一部のサービスは無料で始められます。SmartHRは30名までの従業員情報を登録できる¥0プラン、ジョブカン労務HRは5名まで無料で利用できます。それ以外のサービスも、freee人事労務・One人事・総務人事奉行クラウドなどが無料トライアル(30日間)、SmartHRが15日間トライアルを用意しているため、契約前に操作感を試せます。

Q2. 人事管理システムと労務管理システムの違いは何ですか?

労務管理システムは給与計算・社会保険・勤怠管理など法令遵守のための業務効率化が中心で、人事管理システム(HCM)はそれに加えて採用・評価・育成・タレントマネジメントまでカバーする上位概念です。近年は両者が一体化したサービスが増えており、「人事管理システム」として案内される製品の多くは労務機能も含みます。

Q3. 料金の相場はどのくらいですか?

料金体系はユーザー課金型と固定額型に分かれます。ユーザー課金型は1名あたり月額数百円(例:オフィスステーション労務440円/名・税込)、固定額型は月額数千円〜数万円(例:総務人事奉行クラウドiEシステム月額7,000円・税抜〜、ヒトマワリ月額20,000円・税抜〜)が目安です。カオナビ・HRBrain・One人事など要見積もりのサービスは、複数社から見積もりを取って比較してください。

Q4. 従業員10名以下の小規模企業におすすめはどれですか?

まず無料で試せるSmartHR(30名まで無料)とジョブカン労務HR(5名まで無料)が有力です。給与計算まで含めたい場合は、freee人事労務(月払い月額2,600円・税抜/5名〜)やマネーフォワード クラウド人事管理(年払い月額2,480円・税抜/1名〜)が低価格から導入できます。

Q5. 給与計算や勤怠管理とも連携できますか?

多くのサービスが同一シリーズ内での連携に対応しています。freee人事労務はfreee会計・経費精算と、マネーフォワード クラウド人事管理はマネーフォワード給与・会計と、ジョブカン労務HRはジョブカン勤怠・給与と、総務人事奉行クラウドは給与奉行クラウドと連携します。シリーズを問わず幅広く連携したい場合は、外部連携の豊富なSmartHRが向いています。

Q6. 無料トライアルはどのくらいの期間試せますか?

サービスによって異なります。SmartHRは15日間、freee人事労務・マネーフォワード クラウド人事管理・One人事・総務人事奉行クラウドはおおむね30日間(1ヶ月)試用できます。カオナビ・HRBrainはトライアルやデモを用意していますが期間は非公開のため、問い合わせ時に確認してください。