給与計算ソフトは「①従業員数(と成長見込み)②既存の勤怠・会計ソフトとの連携 ③年末調整・電子申請への対応」の3点で選ぶと失敗しません。 2026年最新のおすすめ10選を、公式サイトで確認した料金(10社中2社は要問い合わせ)と機能・対応規模で徹底比較します。読めば、自社の規模と既存ツールに合う1本に絞り込めます。
- 給与計算ソフトとは?導入で解決できること
- 給与計算ソフトの選び方|後悔しない5つのポイント
- おすすめ給与計算ソフト10選|比較表
- 各サービス詳細レビュー
- ① freee人事労務|中小企業に人気のオールインワン型
- ② マネーフォワード クラウド給与|多機能・多連携のシェアトップ級
- ③ ジョブカン給与計算|5名まで無料で始められる低コスト型
- ④ SmartHR|30名以下無料で使える労務管理プラットフォーム
- ⑤ 給与奉行クラウド|法改正自動対応の老舗ブランド
- ⑥ 弥生給与Next|弥生シリーズの後継クラウド版
- ⑦ KING OF TIME 給与|月300円/IDで勤怠+給与を一元管理
- ⑧ PCAクラウド 給与|中小〜中堅企業向け信頼性の高い給与計算
- ⑨ かんたんクラウド給与(MJS)|50名以下の中小企業向けシンプル設計
- ⑩ フリーウェイ給与計算|5名まで永久無料の入門ソフト
- 規模別おすすめまとめ
- まとめ|給与計算ソフトを選ぶ3つのステップ
給与計算ソフトとは?導入で解決できること
給与計算ソフトの定義と主な機能
給与計算ソフトとは、毎月の給与・賞与の計算、所得税・社会保険料の控除、給与明細の発行といった一連の給与業務を自動化するためのシステムです。近年はクラウド型が主流となり、インターネット環境があればいつでも・どこでも利用できます。
主な機能としては以下が挙げられます。
- 給与・賞与計算の自動化:勤怠データを取り込み、手当・控除を自動計算
- Web給与明細の発行:紙の給与明細を廃止してペーパーレス化
- 年末調整:従業員への案内から計算・提出までをシステム上で完結
- 社会保険・雇用保険の自動計算:法改正にも自動で対応
- 電子申請(e-Gov/マイナポータル):年金事務所・ハローワークへのオンライン申請
- マイナンバー管理:安全な収集・保管・廃棄
手作業・Excelとの違い:なぜソフトが必要か
Excelによる給与計算は、関数の設定ミスや保険料率の更新漏れが発生しやすく、担当者が異動した際に引き継ぎが難しいというリスクがあります。一方、給与計算ソフトは法改正に自動対応し、計算ミスをゼロに近づけることができます。
また、毎月の処理時間短縮も大きなメリットです。10人規模の会社でExcel計算に3時間かかっていた作業が、ソフト導入後は30分程度に短縮できたという事例も珍しくありません。
クラウド型とインストール型の違い
| 項目 | クラウド型 | インストール型 |
|---|---|---|
| 利用場所 | どこでも可(インターネット接続必須) | インストールPC上のみ |
| 法改正対応 | 自動(ベンダーが更新) | バージョンアップが必要 |
| 初期費用 | 低め〜0円 | 数万〜数十万円 |
| 月額費用 | 発生する | 無料〜低め |
| セキュリティ | ベンダー依存 | 自社管理 |
2026年現在はクラウド型が主流です。テレワーク対応・法改正の自動適用・低い初期費用の観点から、新規導入にはクラウド型をおすすめします。
給与計算ソフトの選び方|後悔しない5つのポイント
1自社規模・従業員数に合っているか
最初に決めるのは「従業員数と成長見込み」です。無料枠(5〜30名)で足りるか、増員時に割高にならない課金方式かをここで見極めます。 給与計算ソフトは対応する従業員数の上限・課金単位がサービスによって大きく異なります。5名まで無料で使えるジョブカン給与計算やフリーウェイ給与計算、30名まで無料のSmartHRの¥0プランなど、小規模向けの選択肢も豊富です。
一方、100名以上の中堅企業には給与奉行クラウドや弥生給与Nextのような従業員数別プランが充実したサービスが適しています。まず自社の従業員数と成長見込みを確認してから選びましょう。
2料金・コストパフォーマンス
料金は「人数が増えても割高にならないか」で選びます。少人数は定額型、増員が見込めるならID課金型の伸びを試算しておくと失敗しません。 給与計算ソフトの料金モデルは主に3種類です。
- ID課金型:1人あたり月額〇〇円(KING OF TIME 給与:300円/ID等)
- 定額型:従業員数に関わらず一定(フリーウェイ給与計算有料版:月額1,980円等)
- 従業員数帯別プラン:20名まで・50名まで・100名まで等(給与奉行クラウド等)
従業員数が少ないうちは定額型、増えるにつれてID課金型の方が高くなる傾向があります。現在の人数と今後の増員計画を踏まえてシミュレーションしましょう。
3勤怠管理・会計ソフトとの連携
既存の勤怠・会計ソフトと「同一シリーズ or API連携」できるかが、二重入力をなくせるかの分かれ目です。 給与計算の精度と効率は、勤怠データをどうソフトに取り込むかに大きく依存します。すでに勤怠管理システムを使っている場合は、そのシステムと連携できるかを必ず確認してください。
たとえば、KING OF TIMEを使っているならKING OF TIME 給与はシームレスに連携できます。freee会計を使っているならfreee人事労務がスムーズです。同一シリーズで揃えるか、API連携に対応しているかが重要です。
4年末調整・電子申請への対応
年末調整と電子申請(e-Gov/マイナポータル)への対応は、繁忙期の工数を左右する必須チェックです。 年末調整は一年で最も手間のかかる給与業務の一つです。ソフトを選ぶ際は年末調整の対応範囲(収集〜計算〜源泉徴収票発行まで)と、e-Gov・マイナポータルへの電子申請対応を確認しましょう。
特に2026年以降は電子申請の義務化範囲が拡大しており、電子申請未対応のソフトでは後々手間が増える可能性があります。
5サポート体制・操作のしやすさ
給与は専門知識が要る場面が多く、サポート体制の手厚さがそのまま定着を左右します。 給与計算には専門知識が必要な場面も多いため、電話・チャット・メールサポートの充実度は重要な選定基準です。フリーウェイ給与計算の無料版はサポートなしですが、有料版では電話・メール・リモート対応が付きます。
操作感についても、無料トライアル(多くは30日間)を活用して実際に試してから決めることを強くおすすめします。
おすすめ給与計算ソフト10選|比較表
| サービス名 | 対象規模 | 月額料金(税抜) | 無料トライアル | 無料プラン | 勤怠連携 | 年末調整 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| freee人事労務 | 個人〜中小企業 | 2,000円〜(5名・年払) | 30日間 | なし | ◎ | ◎ |
| マネーフォワード クラウド給与 | 個人〜中堅企業 | 2,480円〜(1名・年払) | 1ヶ月間 | なし | ◎ | ◎ |
| ジョブカン給与計算 | 個人〜大企業 | 要問い合わせ | 30日間 | 5名まで無料 | ◎ | ◎ |
| SmartHR | 小規模〜大企業 | 要問い合わせ | 15日間 | 30名まで無料 | ○ | ◎ |
| 給与奉行クラウド | 中小〜大企業 | 5,500円〜(20名まで) | 30日間 | なし | ◎ | ◎ |
| 弥生給与Next | 小規模〜中小企業 | 1,700円〜(税抜・エントリー) | 2ヶ月間 | なし | ○ | ◎ |
| KING OF TIME 給与 | 中小〜大企業 | 300円/ID | 30日間 | なし | ◎(KOT連携) | ◎ |
| PCAクラウド 給与 | 中小〜中堅企業 | 16,200円〜(税抜・最低構成) | 2ヶ月間 | なし | ○ | ◎ |
| かんたんクラウド給与(MJS) | 小規模〜中小企業(最大100名) | 2,160円〜(50名まで) | 2ヶ月間 | なし | ○ | △(プラスプランのみ) |
| フリーウェイ給与計算 | 個人〜中小企業 | 無料〜1,980円 | なし(無料プランあり) | 5名まで永久無料 | △ | ○ |
※料金は各社公式サイトで確認した2026年9月時点の情報です(税区分は公式表記どおり)。SmartHRとジョブカン給与計算は公式で月額の金額が確認できず「要問い合わせ」としています(他8社は確認済み)。最新の料金・条件は各公式サイトでご確認ください。
各サービス詳細レビュー
① freee人事労務|中小企業に人気のオールインワン型
出典:freee人事労務公式サイト(https://www.freee.co.jp/hr/)
freee人事労務は、freee株式会社が提供する給与計算・労務管理・勤怠管理を一元化できるクラウド人事労務ソフトです。freee会計との連携が強力で、バックオフィス業務をまるごとfreeeで完結できます。中小企業を中心に幅広く導入されています。
- ミニマム:5名基本料金 2,000円/月(年払)、追加1名 400円/月
- スターター:5名基本料金 3,000円/月(年払)、追加1名 600円/月
- スタンダード:5名基本料金 4,000円/月(年払)、追加1名 800円/月
- アドバンス:5名基本料金 5,500円/月(年払)、追加1名 1,100円/月
- 初期費用:無料 / 30日間無料トライアルあり
- ※月払いの場合は各プランより割高(ミニマム月払:2,600円/月〜)
- freee会計・freee勤怠との連携でデータ一元管理が可能
- 年末調整をWeb完結でき、従業員への書類配布・回収が不要
- 社労士連携機能で専門家のサポートも受けやすい
- 電子申請(e-Gov・マイナポータル連携)に対応
- 5名基本料金制のため、少人数でもある程度の費用がかかる
- freee以外のシステムとの連携は他社ツールに比べてやや限定的
- 機能が多い分、設定・習熟に時間がかかる場合がある
freee会計をすでに利用している企業、給与・労務・勤怠を1つのサービスで完結させたい中小企業、バックオフィス業務をDX化したい企業。
② マネーフォワード クラウド給与|多機能・多連携のシェアトップ級
出典:マネーフォワード クラウド給与公式サイト(https://biz.moneyforward.com/payroll/)
マネーフォワード クラウド給与は、株式会社マネーフォワードが提供するクラウド型給与計算ソフトです。マネーフォワードシリーズとの連携はもちろん、KING OF TIMEやジョブカン勤怠管理など他社システムとの連携にも幅広く対応しています。
- ひとり法人プラン:月額 2,480円(年払)/3,980円(月払) ※1名
- スモールビジネスプラン:月額 4,480円(年払)/5,980円(月払) ※3名まで
- ビジネスプラン:月額 6,480円(年払)/7,980円(月払) ※5名まで、追加1名300円
- 中堅・大企業(51名以上):要問い合わせ
- 初期費用:無料 / 1ヶ月間無料トライアルあり
- ※全て税抜表示
- マネーフォワード クラウド会計・経費との連携でデータ入力の手間を大幅削減
- 他社勤怠システムとも幅広く連携でき、既存システムを活かせる
- UIがシンプルで直感的に操作できる
- 1ヶ月の無料トライアルで十分に試せる
- 51名以上は料金非公開で要問い合わせ
- ビジネスプランは5名まで固定のため、規模によっては割高になる場合がある
- 複雑な就業規則(変形労働・フレックス等)の設定は習熟が必要
マネーフォワード クラウド会計・経費を使っている企業、給与計算専用ソフトを求める個人〜50名規模の企業、他社勤怠システムと連携したい企業。
③ ジョブカン給与計算|5名まで無料で始められる低コスト型
出典:ジョブカン給与計算公式サイト(https://payroll.jobcan.ne.jp/)
ジョブカン給与計算は、株式会社DONUTSが提供するクラウド型給与計算ソフトです。5名まで無料で使える点が導入ハードルを下げます。ジョブカンシリーズ(勤怠・労務・経費)との連携も強力です(有料プランの料金は公式料金ページで要確認)。
- 無料プラン:0円(5名まで、一部機能制限あり)
- 有料プラン:要問い合わせ(公式料金ページが未取得。月額400円/人・最低利用料2,000円/月・税抜との情報あり)
- 大規模(500名以上):要見積もり
- 初期費用:無料 / 30日間無料トライアルあり
- 5名まで永続無料で試せるため導入ハードルが低い
- 有料プランも低コストで導入しやすい(料金は公式で要確認)
- ジョブカンシリーズ(勤怠・労務・経費)と一元管理できる
- 30日間の無料トライアルで全機能をテスト可能
- 無料プランは5名まで・一部機能制限あり
- 500名以上の大規模企業は別途見積もりが必要
- ジョブカン以外の勤怠システムとの連携は確認が必要
まずは無料で給与計算ソフトを試したい個人事業主・スタートアップ、コストを最優先したい中小企業、ジョブカン勤怠・労務をすでに使っている企業。
④ SmartHR|30名以下無料で使える労務管理プラットフォーム
出典:SmartHR公式サイト(https://smarthr.jp/)
SmartHR(スマートHR)は、スマートHR株式会社が提供するクラウド人事労務ソフトです。30名以下の企業は¥0プランで無料利用可能(一部機能制限あり)。給与計算機能自体は持ちませんが、給与明細のWeb配信・労務手続きの電子化に特化した機能が充実しており、給与計算ソフトと組み合わせて使うことで業務効率を大幅に上げられます。
- ¥0プラン:0円(30名以下の事業者向け、一部機能制限あり)
- 労務管理プラン(50名以下向け):詳細は公式サイトをご確認ください
- 人事・労務エッセンシャルプラン・HRストラテジープラン・タレントマネジメントプラン:詳細は公式サイトをご確認ください
- 初期費用:無料 / 15日間無料トライアルあり(クレジットカード登録不要)
- 30名以下は¥0プランで無料利用可能
- 給与明細配信・入社手続き・年末調整をペーパーレス化できる
- 使いやすいUIで従業員へのスマホ対応も充実
- 15日間のトライアルでクレジットカード登録不要
- 給与計算機能は持たないため、別途給与計算ソフトが必要
- ¥0プランは電子申請(社保・雇用保険)・年末調整等が対象外
- 有料プランの料金は非公開で要問い合わせ
30名以下で給与明細・労務手続きをデジタル化したい企業、入社手続きのペーパーレス化を優先したい企業、タレントマネジメントまで視野に入れている成長企業。
⑤ 給与奉行クラウド|法改正自動対応の老舗ブランド
出典:給与奉行クラウド公式サイト(https://www.obc.co.jp/bugyo-cloud/kyuyo)
給与奉行クラウドは、株式会社オービックビジネスコンサルタント(OBC)が提供するクラウド型給与計算システムです。奉行シリーズは30年以上の歴史を持つ老舗ブランドで、法改正への自動対応・高い計算精度に定評があります。1名〜20,000名まで対応する幅広いプランラインナップも特徴です。
- iEシステム(20名まで):月額 5,500円(税抜)、初期費用 0円
- iAシステム(50名まで):月額 9,000円(税抜)、初期費用 50,000円
- iBシステム(100名まで):月額 17,000円(税抜)、初期費用 60,000円
- iSシステム(300名まで):月額 23,000円(税抜)、初期費用 70,000円
- iSシステム+拡張(1,000名まで):月額 93,000円(税抜)、初期費用 70,000円
- 30日間無料トライアルあり
- ※2026年10月に奉行クラウドの利用料改定の告知あり。最新料金は公式で要確認
- 30年以上の実績による高い信頼性と計算精度
- 法改正への自動対応で担当者の更新作業が不要
- 専門家(社労士・税理士)との連携ライセンスが付属
- 1名〜20,000名まで対応するプランの豊富さ
- iAシステム以上は初期費用5〜7万円が発生する
- 他のクラウドサービスと比べて月額料金はやや高め
- 中小規模でコストを重視する場合は他のサービスの方が安い場合がある
計算精度と法改正対応の信頼性を最重視する企業、50名以上の中堅〜大企業、奉行シリーズ(会計奉行等)をすでに利用している企業。
⑥ 弥生給与Next|弥生シリーズの後継クラウド版
出典:弥生給与Next公式サイト(https://www.yayoi-kk.co.jp/products/kyuyo-next/)
弥生給与Nextは、弥生株式会社が提供するクラウド型給与計算ソフトです。長年インストール型「弥生給与」として親しまれてきたサービスのクラウド版後継で、既存の弥生ユーザーがスムーズに移行できるのが強みです。2ヶ月間すべての機能が使える無料体験もあります。
- エントリープラン:月額1,700円(年額20,400円・税抜/税込2,040円/月)、初期費用0円
- 上位プランは従業員数・機能により変動(公式の料金シミュレーターで試算可能)
- 最大2ヶ月間無料体験(全機能)
- 旧弥生給与からのデータ移行がスムーズ
- 弥生会計・弥生販売との連携でバックオフィスを一元化
- 2ヶ月間の長い無料体験で十分に評価できる
- 国内最大級の弥生PAP(会計事務所サポート)ネットワーク
- 料金が公式サイト上でシミュレーション必要で直感的に比較しにくい
- 弥生シリーズ以外の会計ソフトとの連携は他社に劣る場合がある
旧弥生給与を長年使っている企業、弥生会計・弥生販売と連携したい企業、税理士・会計事務所経由でサポートを受けたい中小企業。
⑦ KING OF TIME 給与|月300円/IDで勤怠+給与を一元管理
出典:KING OF TIME 給与公式サイト(https://www.kingtime.jp/function/payroll/)
KING OF TIME 給与は、株式会社ヒューマンテクノロジーズが提供する給与計算サービスです。KING OF TIMEの月額300円/IDで勤怠管理・人事労務・データ分析・給与計算が全て使えるワンプライスモデルが最大の魅力です。勤怠データから給与計算まで完全自動連携できます。
- KING OF TIME ワンプライス:月額 300円/ID(税抜)
- 給与計算機能を含む全シリーズが追加料金なしで利用可能
- 初期費用:無料 / 30日間無料トライアルあり
- 月300円/IDで勤怠・給与・人事労務・データ分析が全て利用可能
- KING OF TIME 勤怠との連携がシームレスで手入力不要
- 保険料率の更新が自動で、法改正への対応コストが低い
- 導入64,000社・410万ID。勤怠管理ソフトSaaS/PaaS市場シェア第1位(富士キメラ総研2026/シェアは勤怠市場)
- KING OF TIME 勤怠以外の勤怠システムとの連携は確認が必要
- KOT勤怠を使っていない場合は連携メリットが薄れる
- 公式サイト上の給与機能専用の詳細情報がやや少ない
KING OF TIME 勤怠管理をすでに導入している企業、月額コストを抑えつつ勤怠・給与を一元管理したい企業、中小〜中堅規模でシンプルな料金体系を求める企業。
⑧ PCAクラウド 給与|中小〜中堅企業向け信頼性の高い給与計算
出典:PCAクラウド給与公式サイト(https://pca.jp/area_product/cloud_kyuyo.html)
PCAクラウド 給与は、ピー・シー・エー株式会社が提供するクラウド型給与計算ソフトです。法改正・バージョンアップ費用が月額料金に含まれるモデルで、長期間安定して使えるのが特徴です。会計ソフトPCAとの連携も強く、中小〜中堅企業に根強い人気があります。
- 最低構成:月額16,200円(ソフト利用4,200円+サーバー利用12,000円・税抜)/年額194,400円。hyperは月額19,200円
- イニシャル0プラン(月額払い)・プリペイドプラン(年額払い)の2種類。法改正・バージョンアップ費用・保守サービス込み
- 初期費用:0円(イニシャル0プラン) / 2ヶ月間無料体験あり
- 法改正・バージョンアップ費用が月額料金に含まれ、追加費用が発生しない
- コールセンターの保守サービスが月額に含まれる安心感
- PCA会計・PCA商魂・商管との連携で経営数字を一元管理
- 複数利用で1ソフトあたりの料金がリーズナブルになる
- 料金は公式サイトに明示されておらず、見積もりが必要
- 他のクラウドサービスと比べると月額費用はやや高め
- PCAシリーズ以外のシステムとの連携は確認が必要
PCA会計・PCA商魂をすでに利用している企業、法改正対応や保守サービスを重視する中小〜中堅企業、追加費用なしで長期利用したい企業。
⑨ かんたんクラウド給与(MJS)|50名以下の中小企業向けシンプル設計
出典:かんたんクラウド給与(MJS)公式サイト(https://www.mjs.co.jp/products/kantancloud/)
かんたんクラウド給与は、株式会社ミロク情報サービス(MJS)が提供するクラウド型給与計算ソフトです。月額2,160円〜50名まで使える低コスト設計と、2ヶ月間無料トライアルが特徴です。かんたんクラウド会計との連携で給与仕訳の転送も自動化できます。
- ベーシックプラン:月額 2,160円(税抜)、在職50名まで、3アカウント
- プラスプラン:月額 3,000円(税抜)、在職50名まで、3アカウント(マイナンバー・年末調整追加)
- 社員追加オプション:51名以降 10名ごとに 1,800円/月(最大100名)
- 初期費用:無料 / 2ヶ月間無料トライアルあり(クレジットカード登録不要)
- 年払い割引あり(ベーシック年払:21,600円/年)
- 月額2,160円〜と50名規模では最安値クラス
- 2ヶ月間のトライアルはクレジットカード登録不要で試しやすい
- かんたんクラウド会計への仕訳自動連動でダブル入力なし
- MJS Edge Trackerとのデータ連携も可能
- 年末調整・マイナンバー管理はプラスプランのみ(ベーシックでは不可)
- 最大100名までが上限のため、成長企業は他サービスへの移行が必要になる可能性
- 他社サービスに比べて機能はシンプル
MJSのかんたんクラウド会計を使っている中小企業、50名以下でコストを抑えたい企業、シンプルな給与計算機能で十分な企業。
⑩ フリーウェイ給与計算|5名まで永久無料の入門ソフト
出典:フリーウェイ給与計算公式サイト(https://freeway-kyuuyo.net/)
フリーウェイ給与計算は、フリーウェイジャパン株式会社が提供するクラウド型給与計算ソフトです。5名まで永久無料(年末調整・全銀データ・給与明細メール送信も無料)という破格の無料プランが最大の特徴です。有料プランも月額1,980円と低コストで、利用ユーザーは147,911(2026年8月時点・公式)に達します。
- 無料版:0円(5名まで永久無料)
- 有料版:月額 1,980円(税抜)、従業員数無制限・登録会社数無制限
- 初期費用:無料
- ※無料版はサポートなし。有料版は電話・メール・リモートサポートあり
- 5名まで永久無料で年末調整・全銀データ・明細メール送信まで使える
- 有料版も月額1,980円で従業員数無制限・複数会社対応
- 初期費用なしで今すぐ始められる
- 無料版はサポートなしのため、困ったときの問い合わせができない
- 他の大手クラウドサービスに比べて機能・連携が限定的
- 本格的な労務管理・人事データベース機能は非対応
個人事業主・フリーランス・5名以下の超小規模事業者、とにかく低コストで給与計算を自動化したい企業、複数の会社・事業所をまとめて管理したい企業。
規模別おすすめまとめ
個人事業主・フリーランス向け
給与計算の対象が自分や少数スタッフの場合は、フリーウェイ給与計算(5名まで永久無料)かジョブカン給与計算(5名まで無料)が最適です。コストをかけずに法改正対応の給与計算ができます。
おすすめ1位:フリーウェイ給与計算(無料・年末調整対応)
おすすめ2位:ジョブカン給与計算(無料・ジョブカン連携)
従業員1〜30名の小規模企業向け
この規模ではSmartHRの¥0プラン(30名以下無料・給与明細配信のみ)や、freee人事労務のミニマムプラン(月額2,000円〜)、マネーフォワード クラウド給与(月額2,480円〜)がコストバランスに優れています。給与計算機能が必要か、給与明細配信のみで足りるかによって使い分けてください。
おすすめ1位:ジョブカン給与計算(月額400円/人〜・低コスト)
おすすめ2位:freee人事労務(バックオフィス一体化)
おすすめ3位:SmartHR ¥0プラン(給与明細配信・労務のみの場合)
従業員30〜100名の中小企業向け
freee人事労務・マネーフォワード クラウド給与・ジョブカン給与計算の3つが主力候補です。すでに使っている会計ソフトや勤怠管理システムとの連携を優先して選びましょう。かんたんクラウド給与(MJS)も50名以下なら月額3,000円以下でコスパ良好です。
おすすめ1位:マネーフォワード クラウド給与(連携力・実績)
おすすめ2位:freee人事労務(オールインワン)
おすすめ3位:KING OF TIME 給与(KOT勤怠との連携が強力)
従業員100名以上の中堅・大企業向け
給与奉行クラウドは1〜20,000名に対応するプランラインナップが豊富で、法改正対応・計算精度の信頼性が高く中堅〜大企業に適しています。KING OF TIME 給与は従業員が多いほど月300円/IDのワンプライスモデルがコスト的に有利です。
おすすめ1位:給与奉行クラウド(信頼性・拡張性)
おすすめ2位:KING OF TIME 給与(コスト・連携)
おすすめ3位:マネーフォワード クラウド給与(51名以上は要問い合わせ)
まとめ|給与計算ソフトを選ぶ3つのステップ
給与計算ソフトは、自社の規模・既存システムとの連携・コストの3軸で選ぶのが最も失敗が少ないアプローチです。
STEP 1:従業員数を確認する
5名以下なら無料プランを、6〜50名ならコスパ重視の定額プランを、50名超なら機能・拡張性重視のプランを検討しましょう。
STEP 2:現在の勤怠管理・会計ソフトとの連携を確認する
KING OF TIME → KING OF TIME 給与、freee会計 → freee人事労務、マネーフォワード → マネーフォワード クラウド給与、弥生 → 弥生給与Nextがスムーズです。
STEP 3:無料トライアルで実際に操作する
多くのサービスが30日〜2ヶ月の無料トライアルを提供しています。実際に操作感を確かめてから契約することを強くおすすめします。
本記事で紹介した10サービスはすべて無料トライアルまたは無料プランを提供しています。まずは気になるサービスを試してみてください。
